静岡県社会福祉協議会のふれあい基金の贈呈式に行ってまいりました。
事業名は「教えておじいちゃん!遊ぼうおばあちゃん!」
・・・一見すると子供向けの助成金を頂いたの?と言われそうですが、ちょっと違います。
内容は、特に限界集落・散開形態集落の一人暮らしの高齢者の方々に子ども達との交流の機会を提供し、高齢者の経験談、昔遊びの指導などを通し、生きがいを持っていただくことが目的です。
限界集落に暮らす方の中には、「あれ?そういえば今日誰とも話してない」という日が結構あると言います。これは恐ろしいことだと思いませんか?
本人が好むと好まずに関わらず、山の中の1軒家的環境が「引きこもり高齢者」を作ってしまっているんです。
もうひとつ、以前ブログにも書きましたが、一人暮らしの高齢者の多くが「自分は世間のお荷物」という自己否定感をお持ちだということです。
フォーラム水窪のメンバーは、専門知識があったり、すご~く頭のいい人たちの集まりだったりするわけではありません。でも、「困ったね」に直面すると、とりあえず思いついたことをやってみようという、腰の軽さが自慢です。
これがいい効果を生むかどうかは分かりませんが、子ども達との交流が高齢者にとても良い影響を与えることは事実のようですので、交流の中で、「おばあちゃん、すごい!」「ありがと、おじいちゃん!」の声が子ども達から引き出せるよう、頑張ってみたいと思います。
勿論、子ども達にも大きなメリットがあるんですよ!
小学校低学年くらいまでの祖父母の方は、まだ減益の方が多いんです。だから、昔のように、お茶の間の団欒の中から子ども達が何かを学び取る機会が少ないんです。
年4回程度の交流会ですが、みんなで楽しく過ごせるよう、頑張って準備しますね!